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挫折と決意

昨日あった高体連前の最後の大会。
私たちの学年の女子は1年生の時から3人で頑張ってきてて、「最後の3人団体だから頑張ろう!」って言って臨んだ春季大会。
自分の結果は2立とも0中だった。後ろの2人はそれぞれ0中と2中で、もちろん予選すら通過できなかった。
大前として、何もできなかった自分が情けないし、前日の国体予選で疲れてたとかそんなものを言い訳にもしたくない。本当に自分の不甲斐なさに申し訳なくなって、1人でトイレで泣いた。
引いている時の体の感覚も、矢が飛んでいく光景も鮮明に思い出せるが、どう足掻いても矢は的に中ってくれなかった。
帰りのバスの中や、帰ってきた夜自分の部屋でずっと「自分は何もできなかった」と考えていた。
考えるだけで涙が出てきた。

「高体連でも何もできずに終わるんじゃないか」

そう思ってしまった。
そんな中、ふとamazarashiの『もう一度』を聴いた。
歌詞を見ながら聴くと、弓道を始めた時からの自分と重なる所がいくつもあって、思っていた以上に歌に救われた。
聴き終わって、決意した。

「あと1週間、まだ諦めるわけにはいかない。」
「今できることを、時間の限りやり尽くそう。」

1週間しかないが、明日に差し迫ったわけでは無い。腐るより、何かをやろう。そう思った。


私は団体でずっと大前をやってきて、高体連でもそれは変わらないので、3年の同輩2人と2年2人を引っ張っていく立場にあります。
昨日の段階で心は1度折れ(かけ)ましたが、最後まで諦めず頑張ります。
悔いなく高体連を終えるために。

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