安っぽく、安っぽく聞こえるからさ。
私は最近、小中同じ学校でずーっと仲のいい、今でも会ったりする子のことを何と言うか考えている。
世間一般的にたぶん、「親友」と言うのかな。
だけど、親友とは言いたくない。別の言葉で言えないかと、考えている。
愛、絆、家族、親友、、
多分、これらの言葉って重いものだと思う。だからしっかりした意味を持ってなきゃ、使えない。
なのにTVなどでは、いともたやすく、お涙ちょうだいといわんばかりに、使う。
別にそれがいいとか、悪いとかやめろとか、そういうことではないけれど。
どうしても喉に魚の骨が刺さったみたいに、すとんと落ちてはいかない。
なんだか安っぽく安っぽく聞こえて、それがどうしてだか、なんだか、気持ち悪い。