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5年前

震災後の最初の生放送授業のことをふとした瞬間に思い出すことがあります。やしろ教頭は「多分この震災で亡くなってしまった生徒もいる。でもその子達はそれを知らせることはできない。だから,ずっと覚えていろとは言わないけれど,たまにでもいいから思い出して欲しい
。」と涙ながらに語ってくれました。

あれから約3年8ヶ月後,長野県を震源とする震度6の地震が起きました。突然エリアメールの聞きなれない音が鳴り響いて家が大きく縦に揺れ始めました。その瞬間「死」を覚悟しました。とっさに近くにいた妹に覆い被さるようにして抱きしめました。その時は不思議と自分の命なんてどうでもよくなって,私は妹を守らなければいけない,生かさなければいけないと考えていました。結果的に物が落ちてきたくらいで被害は済んだけれどそれから何週間かは不安でろくに眠れませんでした。

東日本大震災を経験した皆さんがどれほど怖い思いをされたか,私はほんの少しではありますが身をもって知りました。それはたとえ復興が進んでも,一生心に残る傷なのだと思います。私がどれだけ力になれるかわからないけれど話をききたい。そして報道などのフィルターを通さない皆さんの本当の声を知りたいです。

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