染みに凹む青空 平らであると柔らかさが伴う 片っぽだけだと角張ってしまう 得られれば嬉しい
流れ星。 命尽きた 星が 降る。 人間も 命尽きたら 星のように 美しく散れるのだろうか。 もしあの星が 人の魂だったら.... なんて ある訳ないか。 お願い事 しないと。
朝起きて眩しい朝陽を浴びたって、 夕方の帰り道が突然の大雨だって、 今日が其処にはあって、 昨日は通り過ぎていて、 明日に向かって進んでる。 それを、毎日、毎週、毎月、毎年続けてて、 それを、季節の変わり目に振り返って、 君と出逢って、貴方と別れて、 繋がりを切りたがって、 新たな繋がりを求めて、 明日に向かって進んでる。 きっと僕も通過点。 声も顔も知らないけれど、 仮面の名前を憶えられるかな。
きみに怒られたい 楽しいだけじゃ足りない 疲れた顔で冷たくして つまんないとこも見せて わるいことしたら そんなことすんなよって困って 死にたいって言ったら そんなこと言うなよって言わないで 溜息ついて呆れてよ それでも仕方なく傍にいて ごめんね、って 触れたい
思い出は色を失くすから 好きなように塗りましょう きらきら光るあの人の 瞳の色を忘れてしまった 叱ってくれたあの人の 髪の色など はなから知らない そも あの頃の思い出は 白い文字ばかりが占めて 色付けようにも私の中には あの人達の顔がないのだ
ざぷり、ざぷり 波打つように、水が立つように、 やあ、元気だったかい? やあ、元気でやってるかい? 曖昧な笑顔しか浮かべられなくたって、僕ら生きるしかないから。 遠く遠く、君の声の鳴る方へ。 ひかりと呼ぶには弱いけど、 べつに悪くもない世界かな? 君のいる世界なら、なんて言うほど謙虚じゃないけど、 とりあえず、今日も元気だよ。 【ちょっとだけお久し振りです。厳しくもないけど、社会の荒波というやつにのまれ始めたところです。ざぷんざぷん、のったりと泳いでいけたらいいな。】
金糸雀から声を取り上げて 貴方はどうやって其れを愛するの 愛しいあの子の呼気を奪って 愛しいあの子は羽毛が落ちた みすぼらしい姿に微笑んで そんな姿でも愛してるなんて そんな姿にした貴方が言うの?
桜手折る 純粋な笑顔 儚さにごめんね、と 春の陽射し みどりの風 しあわせについて考える
そうやって不意に笑うから 僕はその笑顔にどきどきするんだ。 そうやって不意に触るから 僕はその触感にどきどきするんだ。 そうやって不意にどきどきするから 僕はいつまでも離れられないんだ。
18歳の朝 目覚めたら クリストファーロビンのような男の子になってないかな とか 思ったけど そんなことなかったね。 わたしは いくつになっても わたし でしたね