そら色
拾え切れないたくさんの想い。
零れ落ちたものを、きっと見つけてくれる人がいる。
私のこの両腕には、抱えきれないほどの想いを。走るたびに零れ落ちてしまう星のカケラのような、キラキラの想いを。
涙が出そうなくらい、楽しくて仕方がない日々を。
ずっとずっと続けていけたなら。
私たちは、きっと両腕に収まりきらない星のカケラを抱いて毎日を駆け抜けている。
たくさんの零れ落ちた星のカケラが、走り抜けた道になる。
両腕の星のカケラが無くならないように、時には立ち止まって。
この世から、消えてなくなるその日まで
星のカケラは消さないように。