早く学校を卒業したい 3
さっきの続きです。
完全に絶望した僕は本とギターと音楽に熱中しました。
それだけが僕を暗闇から救い出してくれるものだったから。
明るく能天気だった僕は、完全に暗い奴になってしまいました。
今も同じです。
唯一違うのは、勉強中心になったことです。
いじめに夢中になる馬鹿共が来れない、進学校に進学すれば、また再スタートを切れる。
そう信じて勉強しています。
先生には、「今の点数なら大丈夫」と太鼓判を押されています。
あと1ヶ月弱。
早く卒業してこの苦痛から脱け出したい。
ことの発端になった親友は、まさかこんな事態になるとは思っておらず、僕がチキンと言われる度に「ごめん」と言っています。
僕も、親友は全く悪気がないのはわかっているので親友のことは全く怒っていません。
今も彼は僕の親友です。
だから、勘違いして彼のことを悪く思うのはやめてください。
ただ運が悪かっただけです。
あと1ヶ月、耐えます。
それしかできないから。