毎日が幸せということ
今日は中学最後の球技大会でドッチをしました。今まで大縄大会や体育大会、合唱祭などの行事でいつも僅差であるクラスに負けてばかりでしたが、最後の最後に勝つことができました。本当に最高の瞬間でした。
あの日から5年がたとうとしています。あの時はまだ小学生で家に帰ってドラえもんを見ることを楽しみに帰宅しましたが、テレビをつけると津波が流れる映像とともに右下に津波警報の赤白や紫の線に囲まれた日本列島の地図があり、あまりの光景にただただ呆然としていました。わたしの住む島での揺れはありませんでしたが、その日を境に連日報道された震災の爪痕の記憶は今でもわたしの中に深く深く残っています。
今日クラスのみんなと球技大会ができたこと、毎日学校に行けたこと、そして16日に卒業できること、全てが幸せなことなんだと思います。震災でわたしと同じ年の子も命を落としたかもしれません。そう思うと本当に自分がいかに幸せ者なのかを痛感します。
震災で亡くなられた方のご冥福を祈ります。また1日もはやく行方不明者がみつかることと被災地の復興を願います。