明日で5年。
いつもSOLを聴くばかりで、何も書き込みをしたことがなかったのですが、私にとって大切な5年という節目に 今日、初めて投稿します。私は5年前の3月11日 14時46分 小学校にいました。当時、私は小学5年生でした。5年経った今でも、あの時の地震の揺れは忘れられません。小学校のプールの水は階段を滝のように流れていました。あの日、家族はみんな別の場所にいました。海の近くではなかったので津波の心配はありませんでしたが、父は珍しく関西への出張で 母と兄弟と安否を確認したあとも不安でした。福島県は原子力発電所の問題もあり、すぐに避難はできませんでした。断水もしてしまい、お風呂も約1週間入ることができませんでした。テレビでは地震の報道がずっとされており、余震も続きました。そして、余震は今でも続いています。5年経った今、福島は復興しています。しかし、海岸のほうは まだ震災の傷跡が残っています。震災は悲しいことが多かったのですが、震災後、比較的被害が少なかった私の小学校の私のクラスに転校生がやって来ました。その時はまだ、その人がこれから先 最高の親友になるなんて思ってもいませんでした。その子の家は原発に近くて、被害も大きかったはずなのに、いつも笑顔で人のことが気遣える素敵な人です。最高の親友であり、最高に尊敬できる人です。中学にあがり、同じ部活で活動し、もっともっと仲良くなっていきました。中学2、3年ではクラスも一緒になり、毎日ずっと一緒に過ごしていました。相談をするのも その子、ふざけるのも その子とが1番です。現在、別々の高校に通っているのですが、関係は変わっていません。これから先、誰に出会っても その子を越える人は出てこないような気もします。震災がなかったら東日本に悲しいことは起きなかったのですが、震災があって人と人との絆や助け合いの心が多く生まれたことも確かです。この震災を忘れないためにも、震災の話しを受け継いでいきたいと私は思っています。そして、偶然か必然か分かりませんが、震災後に出会えた最高の親友との思い出を これから先もたくさん作っていきたいです。長文失礼しました。最後まで読んでくれた方、本当にありがとうございます。