曇天をゆく鼻先に 今日もまた アスファルトから溶けだすかおり
届かないくらいのところが 見てる分にはちょうどいいのかなぁ
せっかく2人いるんだから 話をしようよ できるのはそれぞれ 僕の話 君の話でしかないけれど せっかくだから 2人の話をしよう
またあのひとがやってくる。 だらしなく白衣をひっかけて 銀縁メガネに猫背に寝癖 研究室を喫煙所にして いたずらっ子みたいに笑ってる ああ、そうか。 また新しい春がくるんだね。 あのひとはいつもさがしてる あの春の色を探してる。
強がってるのは頑張ってるから
端っこのほうでふらふらゆらゆら揺れてたのが、すとんって落っこちた。
昼間に月が見えるのは 日の明るさに掻き消されないほど 月が光をはね返しているから
数千キロ離れただけで たちまち届かなくなる
永遠じゃないことくらいわかってた けど、 わかってるつもりだった 本当は、 心のどこかで 一生続くんだと思ってた だから、 この先も私の心で 貴方の音が続いていくように さようならじゃなくて ありがとうを
わたしの吐いた溜め息が曇らせた硝子を 袖で拭ってくれる そんなところに惚れました