しりとりの詩→他人の狂気
今日もまた
堪えがたい夜を乗り越えて
手探りの朝に飲み込まれ
劣等感と乗る電車
写真のなかのあの子みたいに
にっこり笑ってみたかった
ただそれだけの想いなのに
苦虫を噛み潰した様な顔しかできない
いらない表情 埋まらない日常
映った笑顔は純度百度の作り笑い
至らない笑顔 怒らないでハロー
ローテーション制の厄回り
力まず驕らず昂らず
ズバリ平常運転で
出来損ないでもそれくらいのこと
とめどなく流されるだけなんだから
楽なものでしょう
うつらうつらしていたら
楽園に辿り着けるかもしれないよ