ああ、あなたが好きだと思う あなたの発する言葉が あなたの着るそのワンピースが あなたの笑うその漫画が 私はあなたが好きよ
いつもは敬語なんだけど ノッてくるとタメ口になる後輩 可愛い
性質的に我が強いんだから どんなに謙虚であろうと頑張っても どこか本能的に擦りきれて 謙虚な自分に酔う
美術館を歩いたら 良い女になれると思った
分かるよ 2人して黙ってると あくびし出したり 鼻歌歌ったりするの 退屈よね これでもう十分よね さようなら
誰が大人になることを汚いと決めたのだろう 子供のままでも十分汚れているのに 純粋の象徴のつもりで 今日も制服のボタンを閉める
あの人が 思うことがあっても口に出さないのは 自信がないからではなく 勇気がないからでもなく 私より品があるからなのだと思う
恋の詩を書くとき どんなだったか思い出すような大人には なりたくない いつも変わらず この溶けるような甘いにがさに 包まれていたい できれば。
雲の上からみたら まるでつやつやの肌にできた ニキビみたいな富士
まいったな こんな絶景には慣れていないんだ ついつい帰りたくなってしまうよ