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熊本地震

今から6ヶ月前、私は熊本地震を体験しました
夜の9時半すぎ、飲み物を飲もうと思って別の部屋からキッチンに移動してお湯を沸かしているときに、小さな揺れが起きました。「あ、地震か」と思ったのもつかの間、大きな地震が来てぐわんぐわんと家が揺れるような感覚が私を襲いました、停電で部屋も暗くなって、ガスも止まって視界が暗くてなにも見えない中、手探りで床を這って移動し、お母さんの元に行きました。

突然の大きな地震に慌てながらも、テレビをつけて速報を観ていました、近所の人の声がざわざわと外からしてきたのを聞いて「ああ、無事だったんだ」と心の底から安心しました。一度の大きな地震が来たら、あとはもう収まるばかりだろうと安心して、眠っていたところ再び大きな地震が襲いました、私は急いでテーブルの下に潜ったんですが母と父はあまりの衝撃に迅速に動けなくて、ただ揺れがおさまるのを待っていただけでした。

このままだと危ない、ということでまとめた荷物を持って車内に乗り込み地元の大きなショッピングモールの駐車場に避難し一夜を明かしたのを覚えています。翌朝、部屋を片付けに行くと食器棚は倒れ、食器は床に散乱し、風呂場のタイルはぼろぼろに剥がれていました、片付けも手につかずに呆然としていて、本当に辛かったです。

あの地震から6ヶ月、とても早かった。もう半年もたつんだと、今びっくりしています。今では学校も始まり、ゆっくりながらも日々の生活を暮らせるようになりました。あの時、支えられた人々、言葉にとても感謝しています。生きてて良かったとひたすらに思います。半年前の11日、1日1日大事に生きなきゃ、後悔すると強く感じた日でもありました。