前を向くのが憂鬱な日々 足元を見ることすら気だるくて 静かに目を閉じた でもほんの少しでいい 重たい睫毛を少し持ち上げて 眩しいものなんて無理して見なくてもいい 見たくないものなんて見なくていい 全部に一生懸命じゃなくてもいい 適当なくらいがちょうどいい あたしらしさなんて分からないけど あたしは生きてるよ
男なんて星の数ほどいるって 誰かが言ってた。 確かにそうかもしれないけれど でもあなたは一人しかいないの。 あなたしかあなたじゃないから 大勢の中の一人なんかじゃない たった一つ明るく光ってる 色鮮やかな星
綺麗な空を見た時 流れ星を見た時 すてきな映画を見つけた時 美味しいお店に出会った時 嬉しいとき かなしいとき 怒ってるとき いつもまぶたの裏に浮かぶのは 君の顔 君の目 君の鼻 君のくち 君の腕 君の背中 君のにおい 全部全部 誰よりも先に君に伝えたい
世界が君の敵になるなんてそんなこと ありえるわけなくて ありえないシチュエーションだけど つまりきみはひとりじゃないって 言いたかったんだ おこがましいかもしれないけど ぼくがいるから ぼくがきみをひとりにしない
嘘。 上手くいけよとか言ったけど ほんとはそんなこと思ってない 君があの子にふられちゃって、それで あたしのところに来ないかなって思ってる ごめんね あたし最低だね 好きな人の恋すら応援できないの あたしダメな先輩だね ごめんね
この胸の苦しさは 本物だって思いたいの
君がこっちを見てくれたら 君がこっちを見てくれるなら たったそれだけなのに あたしの心臓は 途端に速さを増してくのね
こんな夜に 隣に君がいないなんて 夜はこんなに寒くなったんだね 君がもし、こんな夜に出会ったときは 隣に誰かがいて欲しい あたしじゃなくてもいいから 君が少しでも辛い思いをして欲しくないのは 君に笑っていて欲しいのは あたしだけじゃないから
鳥がさえずっておしゃべり 今日はすごくいい天気だから、起きてみなよって 言ってるみたい 頭がまだふわふわする中 むくりと起き上がる 柔らかな光 冷たい空気が鼻を刺す なんだか時間がゆっくり過ぎていくみたい でも、あたしの心はだんだん曇っていくの だって… 明日からテストがあるんだもん!!
言葉について最近よく考えるんだけど 言葉は確かに力を持ってるけど そうじゃない時の言葉ってすごく薄っぺらくて、俗で、あまりにも軽薄で虚無だなって どんな言葉を選んでも 1番傷付く言葉を探すたびに 良心が邪魔して あとから読んでみると ぬるい…ってなる なんかうまく言えないけど… 言葉は難しいな あたしはむしろ言葉の奥の、言葉じゃ伝えきれない感覚的な部分の方を信じたい