知りたいことがない あの人の人生は きっと白のないパンダのよう 退屈 きっととめどなく続く一生で 何かを幾つか手に入れたとしても どうでもいいの言葉に 墜ちてゆく 知りたいことのある あたしの人生は きっと花畑の塗り絵のよう 連続 きっと呆気なく終わる一生で 既に色のついている部分までも 自分勝手なこの手で 汚してゆく
きっと出来る きっと上手くいく 自分にそう言い聴かせながら きっとまた何もない一日 あたしの街は枯れているから あたしの周りは平凡だから 自分で都合の良いように解釈して あてもない未来を見て 今を見失って