心に余裕を 泡沫のティータイムとはいえ 茶葉にはこだわりを
私 貴方 鉄格子は遮る 罪 涙 金属の冷たさ 二人 割れた爪 決して一つにはなれない 瑠璃 微笑み 鉄格子は遮らない
善も悪も相対的で 理非の判断の正当性の縁などない世界は いつも固まったはずの決意を揺るがした
本当に欲しいものは 月が綺麗だね、というような とりとめのない会話だ 健気なあの子との日常は 厭世観蔓延るこの世界を 汚いやり方でひっくり返してでも守りたいものだ
零時になって日付が変わったら もう一度新しい気持ちで ネクタイを締める 映画のようで ドラマのようで
ティアラに憧れていた ランドセルを背負っていた頃から 三十路目前の今に至るまで 素敵な大人の象徴として私を引っ張ってきた
ライトが当たったかのごとく露わになったために 捨てるに捨てられなくなった決意の固さを くどく感じるほどには自覚している
満足できなくなった 豪華とか高級とかいう言葉では 終わりが見えないこんな欲から解放されたい
寂びた思い出を大切にしまっている 黒髪の後ろ姿に君を見つける ランタンが作った影に君を見つける 僕達は2人で1つなんだ
口からでまかせ ルーチンと化した 身を守るためなら仕方ないでしょ 硬い殻に籠るのも仕方ないでしょ