ないものねだりと自分勝手な心が嫌い
賢い人、絵が上手な人、可愛い人、気立てのいい人、才能がある人。例えば、綺麗な衣装を着て活躍するスケート選手、アーティスト、自分より出来のいい兄、後から習い始めたのに自分より身体も整っていて上手に踊る同じ教室の後輩、ピアノも絵も上手で性格のいい幼馴染み、そして米津さん。
羨むくせに何もしようとしてないくせに「あの人は環境が恵まれてるから」とか「才能があるから」って、生まれもっての環境とか才能とかのせいにして。そのくせ誰かに自分の力を指摘されると「自分のは才能でもなんでもない。誰でも出来るちっぽけなもの」って自信もたず。自分は環境も才能も運もなかった、もとが違うからって勝手に自分は恵まれなかった可哀想な奴って被害者ぶる。結局はないものねだりばかりの自分勝手な心の自分が大嫌いだ。