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親って本当に難しい
私も小さい頃は毎日親に怯えて生活してた。叩かれたり怒鳴られてた記憶だけが残っちゃってる。
コロナ禍のつごもり生活の時も親が荒れてて本当に怖かった。結構気分によって態度が変わるからそれも大変。機嫌がいい時は明るく絡んできて機嫌が悪い時はよくわからないことで注意してきたりで、振り回されがち。
結局自分の思い通りにならないと嫌なんじゃん、とか、小さい頃から何も変わってないじゃんとか、思う。あの頃はごめんねって、今言われたりもするけど、それで解消されるもんでもない、というのが正直なところ。笑ってもういいよ、とか言うけど。めんどくさいから。こんな風に腹の中ではひねくれた感じでしか親とは接することができないし、すごく信頼してるか、と言われると素直には頷けない。でもそれを表に出せばまた親と揉めることになるから、とりあえず家にいる間は波風立てないようにするのが1番の得策と気づいた。
そうやって一生懸命いろいろ演じてここまできて。自分の心が皮膚の皮がまめになって厚くなって、触れた感触が曖昧になってしまうような、そんな感じがある。
親を大事にとか、親に感謝しろとか、親孝行しろとか、そりゃ大事だろうけど、でも、素直にしっくりそういうのが湧いてこないのよ。そんでこっちは罪悪感を覚えるわけ。だから親に感謝、みたいなことを聞くとなんか、苦しくなる。
親子って一体なんだ。親子の絆ってなんだ。こんなにしぶとくて厄介なものってほかにある?
今私の家は落ち着いてるけど、現在進行形で痛かったり苦しかったりする人たくさんいるんだろうな。あからさまな暴力暴言、明らか虐待だろ、っていうのを受けるのはそりゃもちろん辛い。痛いし苦しいし死にたくなると思う。他にも家で親にされることで嫌だなとか、辛いな、とか、家ってなんか変、って思ってる人もたくさんいると思う。そういう人たちも辛くてしんどい。そういうしんどさって、どっちがいいとかましとか無いものだと思うから。ただ、ここに来て別の人に向けられた言葉を自分と重ねたり、知らなかった音楽とであったり、似たような境遇の人見つけたり。そういうのがここであったらいいなと思うよね。そんで今日は生きておこう、とか、逃げ方考えたりとか。
私ももう19なのにね。もうすぐ成人だよ?それなのに親のことでこんな言ってるってほんと情けないというか、笑えるけど。