ごめん。 まだ好きだ。
さよならって言ったら 嫌だって言ってくれるのわかってて 必要としてくれる そんな人がいるの実感できて ほんとごめんね 利用してた けど なんだか 涙が出てこようとしちゃうの
君に大したことなんて言えなかった それなのに ありがとうなんて こっちこそありがとうだよ あと1年だね あと1年だね さよならにはちょっとだけ早すぎたよな これからもよろしくな
ほらまた 求めなかったら うまくいくのに 求めなかったら 悲しまないのに つかもうとしたら すり抜けていくような 人に 依存するんでしょ
そろそろちゃんと 自分を出さないと 自分が泣いちゃうと思った かわいそうだと思った ちゃんといろんなもの持ってるのに もったいない
「大事な話がある今日2分だけ通話して」 会えない彼からのメッセージ たくさんたくさん考えた もしかしたらうれしいことかもしれないし 悲しいことかもしれないな やっと「かけてい?」って うん なんか素っ気なく返した ひそひそ声で話してるから 「なんでそんな感じなん?」 「あんな、声枯れてん この声聞いてほしくて めっちゃ楽しいねんこれ」 って それだけかいって けどなんか これでいいって思った ふっきれた
誰かのせいだと かこつけて バラ色になるはずだった あの日も 青色で染まった あの夕日が 今日のぼくが泣いちゃうから あの時間が泣いちゃうから なければよかったなんて いわない
あなたと違う人と 通話をしたよ あなたと違って 声が低くて落ち着くの だけどだけどね なんだか涙が出てきたよ どうしてなのかな 心の端の方に 冷たい風が
帰りを待ってる人がいるのかな わたしには この場所を抜け出して たまに帰ってくるのは いいのかな 誰かわたしを覚えててはくれませんか
誰かの心に 手が引っかかってほしく 誰かの目に 頭で疑ってほしく せっせと紡いだことば 手に引っかかって 頭で疑ってもらえたことばは あなたの目に水を溜めた 困ったように笑ったあなたは 「またあしたね」って ぼくの手に引っかかった。