写真のなかは 変わらず笑顔で 掴めないあなたの感情に 「わかってたよ」 ってうそついた
あまりにもあっけなく終わった わたしの恋は 大粒の涙 なんでよって気持ち で乱れた じゃあ最初から 好きだなんて 言わないで。 半端な気持ちなら 遊んでくれてありがとう ばいばい 元気で 。
すき? って聞かないと すき って言ってくれない 付き合って っていうと 僕と付き合わない方がいいって言う キスを求めてくるし ハグを求めてくるし ベットに誘うし その時だけ 好きだよ かわいい っていうの ずるいな 好きでしょうがないの 私 あなたを
なにか 上手くやろうとしすぎてる 君は なにか 失うのが怖いから 弱いまま 僕の前くらい みせて なんて かっこつけてみたりした
幼稚園の頃からダンスを始めて 小6からギターを始めて すごいねってみんなは言う ありがとって返すけど 別に嬉しくないし 私にとったら当たり前だから 将来が楽しみだねって大人は言うけど そんな期待してもいいことないよ 多趣味でいいねってみんなは言うけど 全部中途半端で嫌になるよって返してやりたい あなたはどっちだ。
私がだまると決まって君は 怒ってる?って聞く 怒ってないよって 別に嘘じゃないからそうゆうと 本当に?って聞く
君が急に 離れた 置いてかれたペンギンのぬいぐるみと 一緒に行った水族館の写真 おそろいのトレーナーと 君の置き手紙 案外泣かずとも捨てることができて それが一番悲しかった 前日 お風呂の中で 毛の処理をする 服を選ぶ その作業がたまらなく愛しかった 君が隣にいなくとも 心から笑えるよ ただ 今は いない君を想って 心からないてる。
まだ2年生だし 叔父が言ってくれた 酔った父は明日になったら覚えてないだろう まだなんてそんな言葉で逃げてはいけないの わかっている 答えられなかった
メモに残した言葉は 有り余るほどあって 伝えずじまい 言えずじまい すきの言葉と きらいの言葉 やまぶきいろの便箋に乗せて あなたの隣へ届いてくれ
ストーブを囲んで スマホを触って 話さなくて 無言で ただそれだけ 愛おしい