こんな夜は なにもない自分に押しつぶされそうで これだけはって守れるものもない 冷ややかな風が吹いて 星がただきれかった
自分から言わないと なにも伝わらないよ その立派な口が 頭が目があるのに どうして 僕はクマの人形として生まれた あの有名なアニメみたいに 冒険もしないし友達も多くはない お願い諦めないで この気持ち伝わればいいのに 僕はどうして人形なの 僕はきみにただ。
服を売った 20円で 私の思い出達はそんな価値なんだ
見てくれてる人がいた ただそれだけでいい
大好きだよ あなたの鼻声も汗を拭く仕草も 今更言っても遅いか
本当にしょうもない日々の笑い声を ビンに詰めて 私が焼かれるときに 一緒に焼いてもらいたい
あまい匂いの残った 部屋で 僕は今日も 君を待ち続ける
世界中の あの子と同じ洗剤を 生産中止にしてほしい 隣を通った人の匂い その度 思い出しちゃうから
僕は今日 きみの写真を消すことに 成功した。
空は飛べなくていいから 泳いでみたい 雲はわたあめじゃないことを 確かめたい