どんなにいい点取ったって どんなに成績良くたって あなたたちは認めてくれない。 「あなたならもっと出来るでしょ?」 「もっと上を目指さなきゃ」 一度でいい、認めてほしい。 周りのみんなは認めてくれる。 でも、あなたたちは認めてくれない。 あなたたちに認めてもらいたい。 そうじゃないと、私は自分を認められない。 認めたくない。
黄昏の教室で。 いつも冷静沈着な彼女が狂った。 泣き叫び、狂った笑いを浮かべる。 まわりの観客たちは偽善の声をかける。 「大丈夫?」「大丈夫?」と。 でも、気づいてますか? 彼女を狂わせたのは、観客たちですよ。
「期待される」ってどういうことか知ってる? 「幸せなことだ」って言う人が多いかも知れない。 でもさ、「期待」されればされるほど、辛さものし掛かってくるんだよ。 期待に応えなきゃって必死になるほど、期待に応えられない。 そして言われるんだ。 「あなたには絶望した」と。 勝手に期待しておいて、勝手に見捨てて。 期待なんていらないから。 放っておいて。 期待なんか、しないで。
ひとつだけ、伝えたい。 どっちかっていうと、お願いかな。 ・・・私を置いてかないでよ。 噂で聞くんだよ、君が倒れたって。 ・・・心配なんだよ。 お願いだから。 私を置いて、先にいかないで。 私のたったひとつのお願い。 少しわがままかな? でも、君が心配だから。 いつまでも、一緒にいたいから。