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皆がすごいと思う

学校で、授業中、2回指名されたのに、
2回とも答えられなかった...。
難しい問題が出されたとかじゃなくて、
英語で話してみるみたいなので、わからなかったり、
国語の文章をどう思いますか?って言われたのに、
無言になっちゃったりして....。
でも、他の子達は答えていた。
全員。皆答えていたのに、私だけダメだった。
ずっと隣の子が、「こうすればいいよ」とか小声で言ってくれたけど、
そんな言葉、耳に入るはずがなかった。
緊張してしまった。先生がわかって、「いいよ」って、
座らせてくれたとき、ふいに4年生の頃を思い出した。
1時間に1度は手を挙げて、発表し、皆から呼ばれたのは...
「天才」。
テストも100点が多かったから、クラスにある、大きなグループ
(学校で名前が知れ渡り、活躍している男女組織)
の輪に入ることが出来た。運動が苦手な私を、
運動が大好きな皆が、支えてくれた。いつも、私の周りは友達で、
男女関係無く一緒だった。今のように、「独りぼっち」でも、なかった...。
1人が怖いなんてなかったよ。なのに、こうやって、消極的な自分に
どんどん変化して、クラス替えを期に、手を挙げることをやめ、
今では、手を挙げることは、「恥ずかしい」としか感じない...。
ずっと、ずっと、4年生の頃の自分でいたかった。
今からしたら、そっちの方がとてつもなく、楽しかったんだ、よね...。