「生きる」事を強制させられたあなたへ。
「死にたい。」
そうだよね。生きていたって仕方ない。
親がくれた命。確かにそうだけど、こんなもの欲しいなんて一度も望んだ覚えはない。
勝手に生んで、しっかり生きろだなんて傲慢だ。
誰が死んではいけないなんて決めたのだろう。
誰かが悲しむとはよく言うが、じゃあ自分は、その誰かの為に生きているのだろうか。そんなちっぽけな悲しみじゃ、この苦しみには勝てない。
「生きる」という事が絶望の塊なら、
きっと「死ぬ」事は希望なのだろう。
別に死んだって良いんだ。
でも、死ぬ事はその気になればいつだってできる。たった一度っきりの天国への片道乗車券、まだ使うにはもったいない。
苦しければ苦しいほど、「死」の価値は上がり続ける。
だからまだ、僕はこの切符をもう少し取っておこうと思うのだけど、
どうだろう。