「嫌いな人に好かれる努力をして その人と一緒にいても綺麗にはなれないよ。 綺麗な花は綺麗な水から咲くんだよ」 だから君は綺麗なんだね。
「息が白いね」って 伝えそびれた。
「まさかお前と星を見る時が来るなんて思ってなかったよ」 あなたの一言はどうしてそんなに美しいのでしょう。
愛の無い世界で「恋」叫べば犯罪で 情の亡い世界で涙流せば弱虫で そう僕は悪くなんかないでしょう 間違ってないでしょ? 僕がいなくても回り続けるこの星に もう用はない。
ルールより大切なものを守れる人に 憧れているんでしょ? 自分を貫きつつ笑えるあの人が 心底羨ましいんでしょ?
「僕が君を好きなのは 天使の気まぐれかもしれないよ。 君がこんなに美しいのは 悪魔のいたずらかもしれないよ。 それでもいいかい」
「月が綺麗ですね」 「手が届かないから綺麗なのでしょう?」 「いいえ、もう少しで届きそうなのです」 「でも月は大きいからその掌には収まりません」 「大丈夫、この両腕で抱きしめます」 「なぜそんなに月が好きなの?」 「こんな話でも最後まで聞いてくれるからですよ」
持ち合わせた寄せ集めの幸せを 唄える人になりたいのだ。
生まれ変わったら鯨になるわ そして貴方の空を覆い尽くす だってほら 空が青いのは それはそれは大きな鯨が 空に住んでいるから 澄んだ空気を 泳いでいるから。 そして貴方さえ隠れるほど この星ごと覆い尽くしてあげるわ。
愛になりきれないこの気持ちを 恋と呼ぶことにしました。 恋になりきれないこの好意を 愛と呼びたいのです。