君に会えたことに感謝します 君と笑い合ったこと 君と争い合ったこと 忘れません 君と別れることに感謝します 君は私の全てでした
私の横を通りすぎたのは 紛れもなく君でした 少し暖かい日差しの中 坂道を登っていった君の横顔 私の恋を奪い去ったのは 紛れもなく君でした
お見送りにきてよ。 そんな単文が携帯に送られてきた やだよ。忙しいもん。 なんて送り返してみる 普段は君とバカ言い合う仲でしょう 絶対悲しくなるもの 君の前で泣いてしまうの嫌だもの
月を眺めて何を思う 美しさに心奪われましたか 側にいる星にも気づかずに どうして僕らは夢を見る 奪って生きることしかできないのに
夜は暗いからって 遠回りして 一緒に帰ってくれる 歩くのが遅くても 今日は疲れたねって 歩幅を合わせてくれる 信号が青でも 私が見えなくなるまで 手を振ってくれる あと何回君にまた明日ねって言えるかな
いつか 大切なものを ロボットに 奪われてしまわないか 心配で 大切なものを そっと 引き出しの中に隠しました
水たまりにうつる貴方 少し強引に貴方の傘にお邪魔して 貴方の傘の中で 少し控えめなキスをする 雨音が強まれば 早く家に帰ろうと手を繋ぐ 雨の日だけの特別なこと
小さな水槽の中で 生きる金魚 小さな檻の中で 生きるライオン どう生きたっていいのだけど 彼らはもしかしたら 大きな川を 泳ぎたかったのかもしれない 大きな陸を 走りたかったのかもしれない
初めての場所に踏みいる勇気 誰かに話しかける勇気 新しいことを始める勇気 色んな頑張りが集まる春 貴方の春一番の笑顔 見せてください
愛をください 甘ったるいくらいの 溺れるくらいの 愛してください 愛してあげますから