「貴方って変わらないのね」 都会から田舎へと戻った貴方 誰か分からないくらい成長して だけど今日もまた 十数年前に私を見たときと同じ顔 昔からずっといる君 歳をとらないことを恨むように生きている 僕は知ってる 時間が進まない命は何よりも悲しいことを 「君も変わらないままだよ」
誰かのために 一喜一憂できるような そんな365日を過ごしたい 自分のために 精一杯生きられるような そんな365日を作れたらいいな
分からないことを 分からないって言える勇気
忘れないもの 消えないもの 星が光る夜空 双子座流星群 今年はよく見えるんだって 目を輝かせた君 あの日の星空は忘れない 君の眼に映った星空は どの星よりも綺麗でした
不安で不安で不安で 行きたくない 嫌で嫌で嫌で嫌で 生きたくない そんな感情が渦巻いてたら いつのまにか12時だなんて 世界は残酷 この命がいつ終わるかも教えてくれないで
辛いのは大変なのは今だけだ 頑張れば良いことが待ってる なんて 私の苦しさを知らないのに言わないで 私の辛さを分からないのに言わないで 貴方が優しいことは知ってるけど その優しさが凶器なこと 誰も知らないままでいい 私はその凶器に刺されて死んでゆく
生まれた場所を故郷というのだそう でも私 特別な理由がなくても行きたいと そう思える場所が故郷だと思うのです
貴方に褒めてもらうために お高いシャンプー使ってみたのに 貴方ったらちっとも気づかない それどころかお腹空いたーだなんて しょうがないから作ってあげてたら おもむろに貴方が後ろから 何かいい香りがすんねーって 抱きついてきたから 嬉しいのか恥ずかしいのか分かんないから 今作ってるフレンチトーストのだって 誤魔化したのよ ズルい男ね貴方って。
生きろ生きろの世の中に 飽き飽きしてきた今日だから おやすみの毒薬をちょうだい 死ね死ねみたいな世の中なら きっと僕らは生きるはず おはようの毒薬をちょうだい いつだって僕らは 言われたことの反対のことをしてきたもの
空が綺麗だとか 月が美しいとか 手には届かないものばかり欲して 一生懸命に咲いた花も ひたすら生きてる命にも 目の前にある美しさには誰も気づかない
言いたい放題言えるほど 私は子どもでもないし 言いたいこと隠せるほど 私は大人でもないの
寒いねって言ったら 寒いねって言う君 ほんとは分かってるでしょ 私が言う寒いの言葉の意味 もどかしくてそのままそういったら 君はしょうがないなって抱きしめてくれた いいね冬って 好きよ君のこと
お喋りな太陽なんて大嫌い 笑って楽しませてくれる 日暮れにどうせ消えるくせに 何も言わないお月様はもっと嫌い 黙って私の横にいてくれる 夜明けと共に消えるくせに 一瞬の優しさに甘える私は 貴方たちの側にいる星だった
聞いてよ フラれたの 貴方は悪くない 悪いのはあっちでしょ どうせあんな男なんて 別れて正解 貴方は何も間違ってないから 次の良い男を探しな やっぱあんたって良い奴ね 今更それに気づく? ううんもっと前から知ってたけどね 男の愚痴で女は深まる
君の喜ぶ顔が見たくて 綺麗に咲いた花を渡したら君は泣いてしまった どうしてお花の命を奪ったの 青空の下で咲けない花は可哀想だわ けど君はこの花が綺麗だと思ってくれたのね そういって君は何とも淡く美しく笑んで 消えてしまった そこに残ったのは僕が摘んだ花の花弁でした
誰かの悪口を言って 必ず一人にさせる 誰かが男と話せば 男好きだと非難する 誰かが可愛いと言えば 可愛いと言わなくてはならない 女って鬱陶しい生き物だ
貴方が大人なことは知ってるけど 煙草を片手にそんな目で見ないで お子様な私は勘違いしちゃうから 貴方が大人なことは知ってるけど 私だって大人ですなんて言ったら どこかだって言って頭撫でないで 貴方が大人だとか知ったこたなく 好きって言ってしまいそうだから
辛い辛い いやだいやだ 死にたい死にたい そうやっていつも僕は僕を 可哀想だと暗示するけど 可哀想なのは僕だけじゃないんだ 甘えるなよ楽するなよ 誰も僕を責めちゃいないんだから
人は何かと 愛だの恋だの語るけど 嫌いになったら 死ねだの呪うだの語りだす あんなに愛してる 貴方の為なら死ねると言ってたはずなのに
好きだもの それでいいじゃない 少し前の私ならそう言ってた 好きだもの それだけじゃいけない それを知れたのは貴方のお陰
自分の欠点を 愛することができたなら きっと世界は美しいと思えるんだろう
あれから何日経ったでしょう 思い返せば今日で半年でした その日が来る前に貴方に さよならをしてごめんなさい 嫌いじゃなくても 別れを告げることがあることを 貴方は教えてくれました ワガママで 弱くて ちっぽけな こんな私に 好きを教えてくれて ありがとう
価値観の 言葉の意味なんて 知らないけれど あえて言うならば きっかけは 価値観の違いだったのでしょうか
よくある話 付き合って色々あって結婚して そんな風に幸せになれたなら なんでもいいって思ってました 好きになることも 好きを認めることも 好きを止めてしまうことも とてもとても簡単なことではなかった 貴方に明日伝えるさよならに 私が泣いていい資格なんてないでしょう
貴方の目には私だけが映ればいい そしたら 可愛いあの子や 美人なあの人に 貴方は話しかけないでしょ 貴方の目に誰も映らなくなってもかまわない そしたら 貴方は私を追い求めて ずっとずっとずっと 側にいてくれるでしょ
好きな女優さんは? なんて自分で聞いておいて 嫉妬しちゃったじゃない だって 君の好きな女優の髪型はロングなのに 私の髪はショートなのよ もうどうにもならないじゃないの
息が出来ないほどの 愛をくれ 僕のことを僕の全てを僕だけを 愛して愛して愛してくれ そしたらそのまま死んでくれ 僕を愛してると言った君のままで
たくさんのお金はないけど 信じられる家族がいる 不便はあるけど 不満はないよ
僕だって 英雄になりたかったさ ある日突然 使命を下されて 刀と盾を持って お姫様を助けに行くんだって そんな僕は画面の前で コンピューターを持って 英雄気取ってるだけなんだけど ああコンティニューだ
時折 一人になりたい どこか遠くへ行ったまま 誰一人も知らない場所へ 日々 独りになりたくない 孤独だと役に立たない人間と 思われたくない思いたくない