図書館を照らす夕日 すやすや寝てる君は鮮やかに 何も変わらないものなんてないけど どうか変わらない君のままでいて 君の髪にそっとキスをした 君は目を覚まさなかった
大切なものは 過去でもない 未来でもない 今 生きているという今
昔 蜘蛛の巣にかかった蝶を見て 僕は不思議な感覚を覚えた 迫り来る蜘蛛と 暴れる蝶 次の朝 丸々とした蜘蛛と 残骸と成り果てた蝶の死骸 僕は美しいと思った
また会おうね なんて決まり文句だと思ってた でも確かに君に伝えたい言葉だった いつでもいい いつになってもいい いつかでいいの また会おうね
君の笑顔のせいだ こんなにも楽しくなるのは 君の笑顔のせいだ こんなにも嬉しくなるのは 君の笑顔のせいだ こんなにも切なくなるのは きっと君の笑顔のせい
あんなに愛し合ったのに 貴方は他の子の所へいくのね 本当に好きなのは君だけだって 呆れるくらい貴方ってクズよね そんなクズが好きな私もクズなのかしら 次の貴方との予定を心待ちにする日曜日
きらびやかな着物を着て 貴方を襖の奥で待つ 貴方はいつになれば来ますか 未だ文の返事すらも来ない 開いた隙間から覗く満月 貴方も独りぼっちなのかしら 私と一緒なのですね
つむじ風 優しさと切なさを包み込んで 春風 貴方という人を運んでくれた 嵐風 時に激しく時に悲しく 秋風 貴方という人は儚く消えた
私は忘れていませんでしたか? 全ての現象は光であること 私は忘れていませんでしたか? 世界が愛であふれていること 私は忘れていませんでしたか? 一瞬が永遠を作ること 空の青さに手を伸ばし 陽の光に目を細め 風の流れに思いを馳せる。 全て 大好きな貴方が教えてくれたこと。
どんなに頑張っても 光が見えないのは 君に希望が無いからじゃない ほらよくあること 必死で探してたもの 実は一番近くにあったっていうお話 希望はそこにあるかもれない ただ君が遠くを見すぎて 近くの光に気づいてないのかも しれないのです