好きなものに一生懸命な君が好き 例え僕が映っていなくても 嫌いなものは嫌いという君が好き 例え僕が嫌われていても
見えないものに 怖がって いつまでも 片隅にいるのは もう止めた 弱くていいなんて そんなのは嘘 強くなりたい 僕らしくいたい 強くなるための 強さが欲しい
僕は君を笑顔にさせるピエロ 涙のマークは泣かない印 泣くことを忘れるかわりに 悲しい気持ちを忘れないための印 涙のマークは君のための印 君がいなくても泣かないように 君がいたことを決して忘れない印 ピエロは今日も誰かを笑顔にさせる 君がいない世界で
貴方のことを忘れていました ふにゃっとした笑い顔も 優しさに満ち溢れた声も ふとした時に思い出すのです よく見かける自販機のコーヒー レジの後ろに置いてあるタバコ 全部アナタの好きなものでした 全部ワタシの嫌いなものでした
画面の向こうばかり 見つめていたら 世界が見えなくなりました 暗闇から明るい場所に出たような 眩しくて目が開けられないような そんな気分の私 依存していたのですね 見えない形もない現実に だからこんな小さな住処から 出られなくなったのですね
幸せになりたいと願うことが 誰かを傷つけているのならば 私は静かに身を引きましょう なんて大人びたことは言えなくて 聡明で美しい人にはなれなくて 幸せなんて誰かの不幸の上に 成り立つものでしかないのですから 貴方の幸せを私にください
僕がさ どんなに勉強を頑張ったって どんなに学校をさぼったって 時間は同じように過ぎていくんだね 無条件に 無差別に 無慈悲に だったら この先いつか命が途切れる瞬間 幸せだったと思えていたい 時間はまた同じように過ぎていくから
蜻蛉ってさ 大人になると 何も食べないんだって まるで 死ぬために 生まれてきたみたい そしたら 毎日命を食べる 僕らは 何のために 生まれてきたのだろう 僕は蜻蛉になりたい
価値なんてものを気にして 目に見えるものだけを大事にする 目に見えないものも大事にすれば 価値なんて気にしなくなるのに
この世で愛を知らない人はいない 僕らは生まれて初めて愛を知る それは名前という形で 親が心を込めてつけた僕の名前 それを愛と言わず何と言う 愛を知らないんじゃなくて 愛に気づかないだけ