脳髄をゆさぶるほどの 恋をしたい 心臓をえぐり取られるほどの 愛がほしい 私の中にある 肺やら膵臓やら肝臓やら横隔膜 その全てで感じたいの
貴方と 花火大会にも行けなかった 満天の星空も見れなかった 貴方と 夏らしいこと一つもできなかった 貴方は 花火は来年も見れるし 星空はいつだって見れるよ そういってくれたあと 夏が私に終わりを知らせた
どうもこうも嫌なことがありますと どうにもこうにも貴方に会いたくなるのです あくまで推測ですが 貴方はきっと頭をなでてくれるでしょう あくまで個人的意見ですが その後ぎゅっと抱きしめてくれるでしょう
貴方がね どんなに可愛い人と話していても どんなに楽しそうに笑っていても 私はね 大丈夫としか言わないの 大丈夫としか言えないの 愛してるって伝えることはできるのに 愛してほしいって言葉は言えなかった
貴方と見た星空は たとえ機械に映し出された ニセモノだとしても 貴方と見たことは なにも変わらない思い出だから 貴方と見つけた 白鳥座 ずっとずっと忘れない
近すぎる距離なんて すぐに飽きちゃうでしょ 少し歩くくらいの距離が好き 自転車でこいで行く距離もいいな ふり向いたら君がいるなんて なんだか落ち着かないし きっと一週間後には飽きちゃうな
あの子はいいなあ あの人になりたい あいつが羨ましい いつも 誰かと比べて 自分が可哀想なフリしてた けど 自分が自分を 可哀想にしてたんだね
ある日突然 君はいなくなったね 大きな夢を叶えたいと いつも何度も思い出す 最後に話したあの日 「私の人生は私のものよ」 そういって最高の笑顔で振り向いたこと 何度も何度も君を抱きしめたこと 涙が溢れて止まらなかったこと
いつだって僕らは 大事なものを 思い出しては忘れてを 繰り返し繰り返し繰り返し いつだって僕らは 大事なものほど 思い出せないと 何度言ったことだろう
絶対に会いたいって思うより 会えたらいいなって思う方が なんだか幸せな様な気がする