きらびやかな夜景もお洒落なディナーも素敵だけれど あなたとだったら2人でこたつに入ってみかんを食べながらくだらないテレビを見る、なんてのもきっと楽しい
理不尽さに気付かないふりをしたり 涙を流すことを躊躇ったり 寂しさを埋めるために 大切な何かを犠牲にしたり そんな時に大人になってしまったことを知る もう子どもに戻れないことに気付く
あなたに嫌われることと 忘れられること どちらが辛いだろう
ライバルだ、なんて馬鹿みたい あいつはあたしのことなんて見えてない 全力ダッシュしてるあたしの横を あいつは鼻歌歌いながらスキップで抜かす そしてあっという間に見えなくなる
しあわせはいつも 無くしそうになってから気付く 大切に握りしめていたはずのものは 手から零れる瞬間はじめて見える
いつから大人になるでしょうか 今ここにあるわたしのすべてが 馬鹿だなあ、若かったなあ と思えるときでしょうか ああそういえば あなたのことが好きだったなあと 卒業アルバムをめくる日でしょうか 大人になるとは あなたを忘れることでしょうか わたしは大人になれるでしょうか
ごめん 異性として好きってわけじゃないんだ って だったらなんで優しくしたのよ わたしだけに秘密を教えたりしたのよ あんなに素敵な笑顔をくれたのよ 期待させて勘違いさせたりしないでよ
現代日本のお姫様たちよ 白馬の王子様を待っている間は いつまでもただの灰かぶり姫のままよ ドレスとガラスの靴は自分で買って 呑気に道に迷ってる王子様を探しに行かなきゃ
静かな夜が 二度と明けませんように 現実なんかよりずっと幸せな夢が いつまでも覚めませんように
あなたからもらった言葉はどれも きらきら輝く宝物だった あたしの恋が終わった時 あなたの言葉も一緒に壊れた 砕け散った言葉は ガラスの欠片のようにあたしの心に突き刺さって ときどきちくりと痛みを放って あなたを忘れられない理由になった