学校の登校路でふと君の後ろ姿を見つけた その背中に向かって白い息で呟いた 「貴方が好きでした」
あの有名な歌詞のようには健気な少女でいられなくて 「貴方が幸せでいてくれるなら私は幸せです」 なんて模範解答も述べられなくて ただ貴方が私の横で「寒いね」なんて笑っている そんな未来だけを望んでいるのです
君も大切なひととクリスマスを過ごすのだろうか 私は貴方が幸せになれるならそれでいい なんて綺麗なことを思ってはいられない 君が他の誰かさんと笑って幸せになったとして 心底僕は壊れろと思うクズ野郎だ
クリスマスも学校があって部活がある クリスマスだからって特別なことがあるわけでもない でも帰り道に君に会えたりしたら やっぱり「クリスマスに会えて嬉しい!」なんて 思ってしまうんだろうな
一生のお願いだから、なんてズル言って 「安くていいからイヤリングが欲しいの」 貴方が私のために選んで買ってくれたものならば どんなプレゼントよりも愛しいものだから 貴方がどんなに他のひとを想っていたとしても このイヤリングがあれば耐えれるはずだから
クリスマスは1人だけれどミセスがいるから温めてもらえる 誰かにその温もりを共有したくてミセスを勧めて またその誰かが温もりを共有しようとミセスを勧めれば ミセスがクリスマスを温かくするんですね
この時期になるとミセスを知るきっかけになったひとを思い出す 大好きな貴方が好きだって言っていたから 私はミセスを知れて好きになったんです ありがとう、未だに忘れられはしません
『クリスマスに学校なんて!』ってみんなはいうけれど 2人きりじゃなくても貴方と居れるなら 『クリスマスに学校でも』なんて思っています
クリスマスには幸せそうな恋人たちが手を繋いでいて きっと私の右手は繋いでいたいひとと繋げていない 君はその日何を思って誰を想っているんだろう 私は心を暖めて欲しくてずっとミセスの曲を聴いているから 君もふと聴いてくれたなら 曲の間は君と繋がれるのかな
実は今日11日は私の誕生日だったんです、 誕生日にミセス先生のお話を聞けてほんとーに幸せでしたありがとうございます