表示件数
2

当たり前。

当たり前は、簡単に壊れる。
私が経験している。
誰かに想われる日は、来た。
想ってくれる、優しい人。
優しくはないか。ただ、
人をブスだとか馬鹿だとか、野次飛ばす奴。

簡単に壊れる。
ニコニコ笑っていたのも、一瞬のこと。
すぐに、冷たい視線を向けられる。
君に向けた、あの頃の私のように。

謝っても、きっと許してはくれない。
最後の最後まで、自分の悪い癖が出た。
馬鹿野郎。

一緒に居られた、それだけが嬉しかった?
馬鹿じゃないの?
そんな、私ロマンチストじゃねーし!
一緒に笑い合えたから、嬉しかったんっしょ?
嘘付くなよ。
人傷付けておいて、
何も言えねーなんて、馬鹿じゃん?
アホじゃん??クズじゃん???

そうやって、卒業して、もう五ヶ月が経った。
私に恋というものは、無い。
青春も、部活も、感動も。
猫被ってる孤独の私に、
もう、新しい恋とか、見つけることはできない。

ただ…。
掲示板と、ミセス先生、そして、家族によって、
私は成り立っていると思う。
これが、青春の代わりだ。
彼氏とか、頑張れば八ヶ月前に出来てたんだろうけど、もう作らない気でいる。

男に頼らなくても生きられる。
そんな女に、私はなりたい。
女が強いなんて、当たり前だ。