あのひとたちが生きていた時代に 星を出発した光が 今地球に到着して わたしとあなたに影をつくる
あなたがこの世界にいるから わたしは生きているってこと 知っていてね
あなたが生きていることで わたしは今日も幸せです。 また会えるその日まで そしていつまでも 元気に生きていてください。
くすぐったがってわらうから きみのやわらかい耳たぶを なめてかじってやさしくふれて あまがみのピアスをそっとかざる
きみの好きなところから ハサミで雨空斬り裂いて 夜の青空ひろがって 月がふったらごいっしょに さあさあ今夜もおどりましょう 風のとおったベットのうえで 手をとりあってうたいましょう きみより先には寝ないから ほっとひと息ココアをのんで 大丈夫だよゆっくりおやすみ
この学校でだれがかっこいいと思う? わからない。 恋人はつくらないの? いらない。 彼じゃないとだめなの? そう。 恋人がいるかもしれないのに? 信じたくない。 どうせ叶わないよ? わかってる。 どうしてそこまで。 それでもあのひとが好きなの。
羽毛ぶとんがタオルケットにかわって一夜あけた朝 あらわになったしろいきみの脚が ぼくの足にからんでカーテンがひらく 窓からあふれたまぶしい陽ざしに まっしろなシーツがひかって目がくらんだ おきあがってきみにキスしてコーヒーをいれる トーストは一枚?二枚? 今日も毎日のつづきのはじまり
わたしと片っぽずつのピアスを 左耳につけた無口なきみが 坂をくだるふたりのりの自転車を かすかに笑いながら運転するときの からだから伝わるねつが たまらなくいとしい
あつあつになった フランパンのリンクのうえで バターがトリプルアクセルきめて ホットケーキがバク宙4回 バター再登場ではちみつと いっしょにがんばれバンジージャンプ フォークとナイフでいただきます
とくべつな色した空を うすっぺらいふとんから見上げて きみが今日かえってくることを思いだして さんぽの途中でつんだ花を 欠けたガラス瓶にかざった うだるようなあつさの午後 ドーナツあげてる夕日のチャイム