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苦手だった友達

私には苦手だった友達がいました
その子はよく体調が悪いと言って友達と集まっておしゃべりしてる時も寝てたり、窓の外を見てたり、話を聞いてなかったり、、私たちに興味がないような態度をとっているように私は感じて、少し苦手でした。
中学生にありがち(?)な、「不思議な自分いいでしょ」みたいなアピールなのかなぁとも思ってました
それからもその友達とは話してはいたんですが、あまり楽しくはなく…
そしたら、先日その子が早退したので、「早退してたけど 大丈夫?」って聞いたら「病院に行ってた」と言ったので「どこか悪いの?」と聞くと、その子は 笑顔で「私ちょっとやばいんだよね」
と言ったので、「なにが?」と聞くと、その子は笑いながらごまかしました。
気になって聞き詰めたら、その子は痙攣を起こして、てんかん(?)の疑いがあるようだったのです。
わたしはそれを聞くまで正直 重大なことだと思ってませんでした。直ぐには信じられませんでした。
私は咄嗟に「大丈夫なの?」と聞きました。でもその子は笑いながら「大丈夫」と連呼しました。
「不安でしょ」って聞いたら「怖いに決まってるよ」と、その時初めてその子の本音を聞いた気がしました。
今までずっとわたしは苦手だと思っていたのに、その時自分は その子のことを本当に心配しました。今までのことを棚に上げて 励ましの言葉をかけ続けました。
家に帰ってから、わたしは自分の都合の良さに呆れました。その子の秘密に同情して、今までのことを棚に上げて わたしはとても都合のいい、気分やなんだと思いました。
でも、心配です。自分には病気を抱えることの恐怖が想像出来ません。その子はきっと辛いはずです。

みなさんは、苦手だと思ってたのに気持ちが変わったり
自分のことを都合がいいやつだなと思ったことはありますか。
このこのは周りの誰にも言えませんが、誰かにこのことを知ってもらいたいです