全速力で壁にぶつかって砕ける そんな風に壁にぶつかれたら どんなに嬉しいだろうか どんなにスッキリするだろうか でも現実はそんなこと許してくれない 全速力で壁に向かっても押し戻される なんでぶつからせてくれないんだろう なんで砕けさせてくれないんだろう それさえできればいいのにな それさえできれば悩むこともないのに なんで現実はこんなに厳しいんだろう なんでこんなに世界は冷たいんだろう まるでセメントで固められた壁のようだ 私はセメントを壊すカナヅチが欲しい
ただ必死に自分を取り繕って作り上げてきた偽りの友情 どんなにつらくても笑顔を作ってなんでもないよって 笑顔で大好きだよって嘘を吐いて、抱き合う 親友だよって偽りの約束を交わす そんな友情だからすぐに崩れる こんな現実だから私は壊したくなる