いつから僕の右手は スマホを触り始めたんだろう "1年2組" 自分のなまえ を 大きく書いた2Bの鉛筆 オクターブが届くようになったピアノの白鍵 友達と騒いだカラオケのマイク こんなにたくさん思い出を 持ってるはずの僕の右手は 今じゃスマホタイピング特化型 これからは僕の右手じゃなくて SDカードが思い出を溜めてく あなたの肌の温もりだって 僕の右手で感じることなく SDカードに溜められてく
真っ白なノートを開いて 「何を書こうか」なんて 考えてる 君は 空を見上げて 「昼寝でもしたいなあ」なんて 微笑んだ
不意に訪れる感情の波 その波に時に流され、時に抗い、時に溺れながらも波の中を歩いていく 波が冷たく気持ちいい日もあれば、大荒れの涙を流す時もある 波の終わりってどこにあるんだろう 今は辛いことしか見つけられない それでも今日も、波の、中を、歩く
未来の鍵を一緒に探してくれてありがとう。 本気でぶつかってくれてありがとう。 私たち生徒は、「とおやまだいすけ」じゃなくて「とおやまだいすき」なんです。
毎日人ごみの中でふらふらさまよってる 僕は何者なんだろう 「大勢の中の一人」ではなく 「一人一人の集団」として見られたいと願うのは 僕の勝手なエゴなのか 今日も人ごみに紛れて 自分とはだれなのか 自分に問い続ける