余命一年と言われる僕と 余命すらも分からない君とが 恋に落ちたなら 制限時間を理由にして きっとお互いを愛し合えるんじゃないかな でも君は僕より先に死んでほしい 残された悲しみ苦しみを味わうのは 僕だけでいいから
寂しいって言ったら 可愛いねって 違うのそうじゃないの 寂しいって言ったら 嘘でもいいから 俺も寂しいって 会いに行こうかって 言ってほしいの 嘘でもいいから
どうして君ってそんなに可愛いの って言ってくれる貴方の方が 何十倍も可愛いんですが
今週って用事あるの? 土曜はバイトだよね?って遠回しに聞くけど 会いたいんでしょ、分かってる 上から目線なのは許してね でも貴方があまりにも口を尖らせて 拗ねたように聞いてくるから 日曜なら暇だけど。 って偉そうな口聞いちゃうわけよ
窓を開けて 涼しい風が通るとき まだ早い 夏の香りを感じました もしかすると夏が 待ち伏せしているのでしょうか そろそろ貴方からの返信もくる頃でしょうか
実は前世から運命でしたなんて 平安の頃から恋人だったとか そんなことってないかしら そしたら貴方が死んでも私が死んでも いつかまた恋ができるでしょう いずれまた愛し合えるでしょう
これ以上食べたら太っちゃうよ 君は私を甘やかして ケーキやらクッキーやらくれるけど 太ってもいいよ 痩せてる君を好きになったんじゃないもの そういうことじゃないじゃない と頬を膨らませつつ嬉しかったのは内緒。
普段私が寂しいって言ったら あんまし構ってくれないくせに 貴方ったら急に寂しいって 私の名前を呼んでくるから しょうがなくて構ってしまうの 好きだから。
貴方に会っているのに 寂しいと思ってしまうのは何故でしょう それはきっと 貴方とお別れすることまでも 考えてしまっているから
香りって不思議なもので 色々なものを思い出してしまうんです 目で見たって 口で食べたって 思い出せないことも 香りって不思議なもので 貴方のことまで思い出してしまうんです
痛いくらいに君が好きです とか言うけど そんなに痛くはありません 会えない寂しい死んじゃう とか言うけど 死ねるものなら死んでみな 痛くない程度に君が好きで 寂しい感情なんて明日の空 こんな私は可笑しいですか
少しだけ伸びた前髪 切るか切らないか 一週間も迷ってたけど 明日貴方に会うことを 思い出しただけで ハサミに手を伸ばした私
今日はなんの日でしょう? って目を輝かせて言う君 カレンダーに目をやったら ペンで大きく半年記念日 分かりやすいことして 分かりやすいこと聞いて さあ何の日だろうねって答えたら あまりにも君が不安な顔するから 買っておいたプレゼントと一緒に 君を抱きしめキスをした
行きつけのスーパーマーケット 特売の札と一緒に 死んだ魚が並べられて 刺身は何とも思わないのに 氷の上に無造作に置かれた姿を見ると こうも胸がざわつくのは何でだろう
何もできなかった が事実だとしても 何もできなかった から 次はどうしたいのか が大事なのではないでしょうか
消えてしまいそうな優しい笑顔 バカにしてくるのに一番心配してくれる 私が泣いたら一緒に泣いてくれる 寂しくなったらすぐ拗ねて 結局拗ねてごめんって謝ってくる そんな貴方が大好きよ
ただ楽しいだけの人生はいつか飽きがくる 辛いこと 苦しいこと 泣きたいこと きっと誰も望んじゃいないけど きっとこれを乗り越えた先に "楽しかった" が待ってるんじゃないかな。
貴方にはたくさん叱ってもらいました 人を信じる事ができない 人に弱みを見せられない 人を頼ることができない そんな私が決まっていう言葉 「ごめんなさい」 貴方からたくさんの幸せを頂きました 私を信じてくれる 私を笑顔にしてくれる 私を幸せにしてくれる そんな貴方が決まっていう言葉 「君ともし離れることがあるなら それはきっと君からなんだろうね」 ―――僕から言う選択肢なんてないからね。
新しくできたお洒落なカフェ 甘ったるいパンケーキ 誰もかもが恋に花咲かせ あぁ私 もしかしてインスリン過剰分泌 低血糖な私にこの世界は向いてない 甘い甘い甘い恋をするほど 私そんなに甘くできてない
君へ。 どこにでも いつまでも 狂い咲いて 僕が。 何度だって 何時だって さがすから
私、煙草の香り嫌いなの。 だって大人だけの特権でしょう スーツを着て煙草を吸うなんて ずるいでしょう ねぇ、もう煙草はやめにして 私、貴方の香りに包まれたい。
ずっと一緒にいてくれる? 一生君の隣にいるよって 君は口を隠しながら笑ったの 私は知ってるの 貴方が嘘をつくとき口を隠すこと 私のこと好きって言って? もう別れよう。 君は口を隠しながらそう言った
頭蓋骨の中に蝶々を閉じ込めた 私の頭の中で 必死にもがく 大脳や髄液に沈められ 今にも羽がもげそうね 頭を割って羽ばたいて 私は死んじゃうけれど 頭蓋骨の中に蝶々を閉じ込めた
僕を受け入れてって叫ぶ僕は 卵の殻に閉じこもった雛鳥で 親から貰う餌でしか生きられないなんて まるで何にも逆らえない小さな僕のよう いつか食べられることを分かって生きてく雛鳥 いつ死ぬかを分からないまま生きてく僕とじゃ どっちが幸せなんだろう。
愛してるも好きも言えなくて ほんとはもっと 抱きしめてほしい ほんとはもっと キスしてほしい そんなことが言えなくて 貴方の少し大きいパーカーの袖を引っ張った
好きって言葉はよく分からないけど 暇なとき 美味しいものを食べたとき 眠たいとき いつも出てくるのは貴方の顔 それだけじゃダメですか?
そんなに拗ねるなよ。 電話越しに君が笑いながら言う だから拗ねてないもん。 そしたら君さ 可愛いなぁ。 だって 君にはホントに敵わない
貴方の嫌いなところ 何でもいいよって言うところ 嘘をつくところ 我慢ばっかりするところ 貴方の嫌いなところは 貴方の好きなところです でもどうか貴方の嫌いなところが いつか貴方自身を殺してしまいませんように。
そういえば今週は三連休だね 素直じゃないな 言えばいいじゃない 一緒に遊びませんかって 私も素直じゃないみたい 言えばいいじゃない 一緒にデートしようかって
貴方が星を好きだと言ったから 夜空の星達を眺めてみたりして 貴方が猫を好きだと言ったから 図鑑を開いて猫の種類覚えたり 貴方が雪を好きだと言ったから 雪を見て貴方のこと思い出した