惰眠を貪る午後1時 まともな食事は2日前 最後に会ったの3週間前 崩れたステップ4、5、6 元には ならない、戻らない
僕が居ないと寂しい君と、 君が居ないと壊れちゃう僕 キスで傷を舐めあって 愛を無理矢理詰め込んで 一緒に居よう、ずっとこのまま。
勢いよく吹き込んだ風に カーテンがゆらめいた。 その狭間に、君を見た気がした。
世界は随分と変わっちゃって ニューストピックは味気ない 季節の彩り、人はモノクロ ご時世的にはダメなんだけど、 大義名分をゴミ箱に捨てて ただ、あなたに 会いに行きたい。
ただいまを言えるほど 大層なひとじゃないことを 思い出したよ。 やっぱりぼくは ここにいたかったんだ。 やっと気づいたよ、馬鹿みたいに。
かぼちゃのランタン 魔法の箒 真っ赤なジュース どんな味? タネも仕掛けも泣き顔もないの さあ、今夜だけの魔法を楽しんで。
たったひとつで ぐちゃぐちゃになるなら、 最初から愛さないでほしかった。
あなたが言った「美しい」は あんなにも意味を持って煌めくのに 僕が吐いた「美しい」は どうしてこんなに薄っぺらいんだろう
もうダメだ もう無理だ 諦めようって思ってたのに。 そんなふうに君が笑うから まだすこしだけ期待してしまう
星が見えない黒い夜 目の前には僕が一人 目を瞑ったまま、さようなら? ここに未練はないはずなのに。 夜の闇に染まった窓 僕の姿は映らない
艶やかロング 黒髪あの子は イメージチェンジ ボブカット 似合いすぎて鼻血が出そう。
雨はひやりと僕を貫く 金木犀の香りは好きだったのに 今はなんだか噎せ返りそう 甘いあまい、あぶないあぶない。
いかないで いかないで おいてかないで きみがいなくなってしまったら いったいぼくはどうすればいいの
ぷらっとほーむに独り 切れかけ蛍光灯は 今にも死んでしまいそう。 人肌恋しいから自販機で カフェラテのボタンを押した 電車は当分来ないだろうな。
かみさまを怒らせたのは、一体だれ? 誰でもないさ、僕達全員だ。
王子様なんかじゃない 僕 と お姫様にはなれない 私 。 キラキラのラブストーリーより 素朴な日常が好きで。 君が、大好きで。 これから先も君の隣で笑っていたい。
音楽が好きだった。 ジャンルなんてなんでも良かった 君と一緒に聴いていられれば それで良かったのかもしれない 音楽が嫌いになった。 君はもう隣にいない。
メガネ萌えの話をして数日、 彼は 視力が急に落ちた と言った。 それダテメじゃん。 しかもブルーライトカットのやつ。
誰かの歌声 か 誰かの叫び か。 くだらない話とあぶない話 クラクション、電車、足音 混じり合ってBGM? 眠らない街 夜はこれから
話そうと口を開けど、 吐くは色彩の花ばかり。 指の切り傷 滴るは、 青の猛毒。赤未満。 幾ら平凡を望めど、 涙は星になるばかり。
前に好きだった歌 前によく行った店 今日までのすぐ隣 潜むさよならの影 前を向いて明日へ
小さい頃から 君は僕のそばに居て 僕のいちばんの宝物だった 悲しいときも、楽しいときも 僕は君を抱きしめた 君はあの頃のままなのに 僕だけが歳を重ねてしまう 僕だけが君を忘れようとする
あんなに青くきらめいてても すくい上げればただ無色 それでもいいんだ、海が好き。
歯を溶かすほどたっぷりの甘さで その思考回路すら止めてしまおうか 歯が浮くような言葉を紡いで 君を、愛してもいいですか?
かり染めのうた われた花瓶 れんらく先もわからない ない夢を描いても いみは無い、知ってるよ。 まだあなたを覚えている まだあなたを忘れられないでいる
光も水も届かない。 あたりまえの幸せは 量産型の便利への甘えは 壊れて、はじめて、気がつくものだ 「数日後には元に戻るだろう」 あら、随分と呑気な顔ね。
万人受けしない下手くそな 僕のうたを聞いてくれたあなたに、 ありったけの感謝を込めた このうたが届きますように
宣教師は言う 「言葉とは救済だ」 科学者は言う 「しかし、言葉とは罪だ」 無垢な青年が尋ねた 「では、言葉とは?」 旅人は言った 「その答えを知るために 人は 旅 をする」 「本当は 答えなんて どこにもありはしないのさ。」
9月になったっていうのに まだまだ暑さは引かぬまま カレンダー上で踊るautumnの文字 まだまだ蝉は鳴いている まだ変わり映え無い街で 僕だけが、静かに壊れていく
嬉しさ、悲しさ 楽しさ、悔しさ ぐちゃぐちゃに混ぜこぜ 泣けない僕の代わりに鳴いてくれよ、 余力で騒ぐ蝉たちに乞う。