雨なんてどうでもいい と すましたふりしてるけど 君のつくったてるてる坊主が 部屋中に溢れてるんだよなあ。
黄色には冴えた赤色が 僕のあたまには鈍い痛みが じわり染み渡っていく 過去に追いつくと決めたんだ こんな所で死んでたまるか
足は竦んで動けない あの日のままの臆病者 毎日はいつの間にか 僕を追い越したみたいだ
もう居ないって、 帰ってこないって、 わかっていたけれど。 あの歌をうたったら あの橋をわたったら 戻ってきてくれる気がした
夏の記憶は あいまいで 繊細で ふわふわかつ きらきらと光るもの そっと鍵付きの箱にしまっておいても 逃げ出されてしまった あの、夏
それでも僕は手を伸ばした 青空の向こうの青に期待して。 君はもう戻らないのに
恨むことなんて出来ないし 嫌っても嫌いきれないよ 失敗する、って分かってた。 恋なんて、しなければよかった。
灰色のスクリーンは もう二度と甦らない くしゃくしゃになったチケットと 叶わなかったあの日の約束
突き抜けるような青い空なんて 僕は大嫌い。だから、 白のペンキで塗り潰してやった ほら、こっちの方が綺麗でしょ?
あなたのその長い髪は 美しすぎる、 切ってしまおうか。 ざくざくさくざくざく響く 鋏の歌声いつまでも
齧ったはずのチョコレートが 体温で溶ける、舌の上 甘ったるいわ。吐き気がするほど。
パステルカラーの花びらは 青い風に飛ばされていった 五月病の人は いっその事 六月の花嫁になっちゃえばいいのに そしたらきっと面白いでしょう? どこにいっても笑顔が溢れる そんな季節にしたいから 君の力をちょっと貸してよ さあ、煌めく夏はすぐそこだ
目眩がするほど 好き、かもしれない まっくらくらくら 恋は盲目
愛することができない、と 少女の瞳は真っ赤っ赤 愛しているのに愛されない、と 隠し持ってたポケットナイフ 君の素顔は無いけれど それでも君を愛してる、って どうしてあなたはそんなにも 優しい笑顔を向けてくれるの?
君の着メロひとつで たくさんの色が目を覚まして 世界は彩やかになっていく 君が居ないとはじまんないよ 五月蝿い街のド真ん中 ほら、革命のスタートだ
あなたが淋しくならないように あなたが悲しくならないように あなたが笑っていられるように あなたが幸せって思えるように あなたのために、 僕には何ができるかな
そんなことに時間使うな、って あんたの価値観押し付けんなよ
どんなに嫌でも朝は来るから そろそろ諦めをつけてしまおうか アガる音楽、おはよう世界 未来の鍵はその手の中に
着飾ることより 派手な化粧より そのままが1番だって 綺麗事って思われるけど 曲げられない ほんとう でしょう? そう言ってはにかんだ あなたの笑顔が いちばんきれい
朝の光とバタートースト 夜の闇と読みかけ文庫本 お日様の軌道をなぞると、 お月様はゆるゆる欠けていく
バカ騒ぎの昼休みの後が 赤点の答案だったとしても、 笑っていたらきっと満点? モラトリアムめいた考えと 会えてよかった、の言葉は まだ胸にしまったままだけど こんな日々が愛おしいから 終わりなんて来なければいいのに。
スタバの新作フラペチーノ片手に 【原宿なう】のストーリー眺めて テスト対策は進度0% あぁ、とりあえず パンケーキ食べたい。
なくしたままの教科書と 手首に残る細い傷 ぐしゃり潰れた音がしたのは 僕の理性か、感情か。 それとも、
波風たてないようにして 物事を白と黒だけに分けて そうやって生きろと言われても、 あたまの中だけは 自由でいさせて
さよなら、美しき世界 さよなら、愛しき日々 白い翼の“元”人間は 雲の狭間で優しく哂う
鏡の中に咲く花に 似合う笑顔が私はできない それでも貴方は傍に居て 醜い私を愛してくれた。
ひとりぼっちの少年は 君のように強くなれない 弱気な僕を変えたくて。 青の満月、白虎が吼える
「愛してる」はありきたり 「I love you」は薄っぺら 「月が綺麗ですね」も君には足りない 君に贈る一番のことば ばかな僕にはわからない 君へのことばが見つかるように 賢くなるから、ちょっと待ってて
明日はきっといい日になるよ 確証なんて無いけどね。 あなたに向けて おまじない
最初に「きらい」と言ったのは 世界か僕かどっちかなんて 薄れ掠れて覚えてない。 被害妄想は延長戦で 目の下のくまが色濃くなった 深夜、小さな反逆罪