同じように 同じように が いつのまにか ずれる ずれる 気づいたら一人ぼっちで中空
りんご飴は暑さで溶けだす 数時間だけの夜のきらめき 君はいつもよりずっときれいで でも僕は君に好きだと言えない 息を呑むほど 花火の光り
穴のないランプシェード、 暗いままの部屋 おはようの声を聞きたいのに。 君に花束を届けたいのに。
社会不適合者の僕は つらつら歌を重ねてく たった一人でも寂しくないよ 大嘘つきさん、さようなら
息を止めて、夜に潜る 深く深く たとえ底まで潜っても また朝に引き戻る 潮が引くように夜が消える 眠気と残る水の味
吐いた言葉も何だかよそよそしい もしかしたら、 あなたの隣にいることは わたしの幸福じゃないのかもしれない
まじめな僕を愛してよ。 いつだって変われやしないんだ やだね、って言って君は笑った。
笑うことが減って 我慢が増えて、 随分おとなしくなっちまったね。 諦めが増えて 溜息が増えて 随分大人になっちまったね。
深呼吸のしかたなんて とっくの昔に忘れてしまった 過呼吸には至らぬように 浅く、息をして、息をして。 今日もまだ、生きている
きみはぼくよりずっと にんげんらしかった。 しんでしまったきみの なみだも いたみも よろこびも うみのそこにおいてこよう。 にっこりわらって さようなら