謝謝(シェイシェイ)
僕の学校は明日が卒業式です。
公立高校入試に落ちて、正直、入学の時は心も踊らないし、落ちたショックが大きかった。そして、仕舞いにはいままで頑張ってた勉強もしなくなり、テストではいつも赤点。
でも、楽しかったんです。なんにもできなくなって、意欲もない僕だったけど、クラスがとにかく楽しくて、模範的な高校生ではなかったけど、輝けていたんです。でも、成績は悪く、進級できるかも怪しいというのが現状でした。
でも、当時の担任の先生は、「学校生活をキラキラしているお前が、最後の卒業式で元気をなくす姿がみたくない。」と言ったんです。
この言葉は、一生忘れないと思う。
なぜなら、僕はこの言葉で強くなれたから。この言葉で本当の自分に気づいたから。
今では、しっかりとした国公立大学を目指せるくらいまでこれました。(受かってますように…)受かったとしても、落ちたとしても、高校受験に落ちて、落ちぶれた自分はもういません。僕は成長出来たんです。
そして、この言葉をくれた先生は、僕の担任を3年間してくださいました。
僕を育ててくれた学校、仲間、そしてなにより恩師の先生とも明日で一区切り、お別れです。
謝謝、3年間、本当にお世話になりました。