私の過去の未来
私は小学校の頃から行きたかった高校があった。そこは、県内でも有数の進学校で私の中1の頃の成績なら十分狙える所だった。
先生や友達にも「T高志望でしょ?頭良いから絶対行けるよ!」と期待されていた。
でも、中2のとき不登校になった事で内申点も成績も全く足りず、私は志望校に行くことが出来なかった。
受験期に中学校の先生から「実力はあるのにもったいない」と言われた。私もそう思う。病気にさえなっていなければ別の未来が待っていたのだろうか。
仲の良かった友達はみんなT高に行き、2年で堕落した自分と優秀なみんなを重ねるのは辛かった。
結局私が行けたのは、「バカでも通る」と言われていた私立校。不良更生校のような不真面目な生徒たちと怒鳴り上げる教師たちの教育に、私のプライドが許さずストレスが酷かった。そりゃうつになるよね(><)
元々同じスタートラインに立っていた中学校の友達と180°世界が変わってしまった。遊びに誘っても「冬期講習が」「塾が」「学校の課題が」で断られる。暇で孤独な私とは違い、忙しくてもキラキラしている。
駅でそこの生徒を見かける度に羨ましい。同時に自分の挫折を思い出して泣きたくなる。悔しい、悔しいよ…。
でも、過去を背負いながら今と向き合って
生きていくしかないんだろうな。
前だけをみて進むしかない。この悔しさを
力にしよう。