きみに話したらどう返してくれるかな なんてお話したいときには もうきみはいないんだね
ぼくはきみにかたおもい きみもぼくにかたおもい だったらいいのにな
すんっと澄んだ空気が 高い高い空へと昇っていった 秋ですね ふんわりと吹く風は ひんやりと心地のいい冷たさで 火照ったわたしの心を 静めてくれる 何処かに出掛けたくなった 秋が詰込まれた森を歩こうよ
わけもなく泣きたくなる 人の優しさにふれ なんで私は生きてるの? この世界は優しすぎる人で あふれていた でも、たくさんの人の中で 話したいのは君で 恋のうた 重ねるのはなぜか君で 勘違いって気づくの怖くて 君以外の人と関わるの怖くなった やっぱ私は君に恋なんてしてなかったんだ そうだよね? 恋という言葉にしがみついてる私がいた
きみの名前が 昨日と変わらずにある事に いつもうれしくなる なんてきみはしらないかな きみの名前を 見かけるたびにいつも 自然とにっこりする私 なんてきみは気づいてないよね
ことばよことば お願いだからみんなのところへ飛んでいけ
空を眺める人が言った 誰もこの世界に存在出来ないのだ、と 風を受ける人が笑った あなたの生き方も悪くはないわね、と これはみんなが忘れてしまった 僕らの人生(ものがたり)
空からふわふわと 白い花が落ちてきた もうこんな季節か、 目を閉じれば 遠くに笑顔のきみ 行ったこともない 原っぱに立っている きみはもうここにはいないんだね ぼくはまたきみに 会える日が来るのだろうか そっと手のひらに 白い花をのせた
だいすきな人たちの 名前をなぞりながら歩いた だいすきな事を 共有しながら笑いあった ふたりのようで三人 ふたりのようで四人 ふたりの周りには たくさんのすきが溢れていた
ねえ、かみさま どうしてこんなにも上手くいかないのでしょうか ねえ、かみさま どうしてみんな夢があるのでしょうか ねえ、かみさま ねえ、かみさま どうしてわたしは生きているのでしょうか