寝る時は天井を眺め。話をしてから 寝ているのを思い出した。 5歳 一人で寝るのが怖いから誰かと一緒に 寝ていた 10歳 誰かと一緒に寝るのが普通の日常だった 12歳 一人で寝る事に慣れていった 14歳 一人で寝る事が日常だった 16歳 感情と寝ていた 17歳 幻想と恋を 抱いて寝る 18歳 愛と安心を抱いて寝ている
誰もいない二人だけの世界 朽ちた建物 割れたガラス 落ち着く安心感 床に落ちている無数の本 その明かりの下 月明かりに照らされ 二人は愛を語りあう 目で心で身体で 二人は幽霊 永遠に愛を語りあう
夕方に窓を開ける。懐かしい匂いがした たまに嗅ぐあの匂い 暖かくて香ばしい そんな匂い そんな匂いを感じて昔を思い出した 今日の午後
午後19時、いつの間にか外暗い。外からは 蛙の声が聴こえてきたよ。少し前まで雪が 降っていたのにもう夏が来た。 雪が恋しい様な去って嬉しい様な。そんな心境
紙の物語にはページを開いた時に始まりがあって 紙が無くなるとき終わる。でも人の生は違う。 人の物語はこの先も紡いでいく 自分と言う名の物語 それは自分の選択によって 変わる物語。そのページを閉じた時 その物語が駄作になるか。神作になるか。 それは自分の選択次第
他人の中に入っていると自分を見失う気がする。 自分は恐れている。自我を失くす事を。 孤独は自分を自分で居させてくれる。 依存は自分の癒し。自由は自分の自我の場所
寝たら眼が覚めて現実と言う所で息をする そこが自分の生きている世界で眼を閉じた時に 見る世界は安らぎと逃避の世界。でも いずれは消える夢の世界。眼が開いている時に見る 世界は辛い世界。でもどちらも好きな自分の居場所
考えてみたんだ。今日という日は一日しかなくて 一日が終わったのならそれは終わりで 明日を迎えたのならその日の自分は別の自分で そういう風に今日と明日は繋がっては いないんじゃ無いかって。そんな事を
雨が降る 静かに降る 色々な音にかき消される それは人の心の様だ
いつも優しく気遣ってくれる温かさ いつもどんな時でも愛を持ってくれる だから自分も愛の恩返しをしないといけない だから自分も人を愛さなきゃいけない そんな時