「あー、また速度制限か。」 いつも使いすぎるせいで、私は毎月速度制限になる。 外では使えないけど、それでも外で見上げる空ほど綺麗なものはない。 後何日か。この綺麗な空を見上げながら、今日も歩こう。
梅雨。それは夏の始まりである。ジメジメしてて、気分は最悪だけど。「あー、雨降ってる。」なんて朝から考えながら。「お母さーん!学校送って〜」「はいはい」なんて会話を今日もしながら学校まで車で向かう。学校に着き、母と別れると傘をさして歩く。学校が終わると、外は晴れていた。水がしたたる葉っぱや紫陽花の花。空には虹がかかっていた。空を見上げながら、イヤホンをさし、ゆっくり歩く。梅雨は嫌だけど、こんなに綺麗な空を見られるのなら梅雨も悪くないかもね。
私は、夜の時間が一番好きだ。太陽より月の方が好きだし、星も見えるから。部屋を真っ暗にして、窓を開け、夜風を感じる。大好きな洋楽を聞きながら、星空を眺める。そんなひとときを楽しみに、今日も私は生きている___
あっという間に過ぎ去っていく学校生活。 楽しいこと 悲しいこと 辛いこと。いろいろあるけれど。 その多くは思い出として心の扉に鍵を開けてしまわれる。 自動開閉される心のキー。 そんな想い出を胸に 今日も明日も生きていく。