眠れない夜に唐揚げを 翌朝の僕に胃もたれを 「プレゼントなんて久しぶり」 「でもお返しはいらないよ」
10 9 8 7 6 5 … カウントダウン 刻一刻と 3 2 1 …… !?!? 声すら出ない ぺこり一礼 まるで何もなかったように いつもの背中見送るだけなので
朧げな記憶を辿って わたしは曇天を游ぐ 断片的なもやもやに 立ち向かう覚悟あれ 一筋の誉れを希って 死にもの狂いの口実 弁解も程々に飛躍す はじめまして女神様 ずっと逢いたかった
痛いのはイヤなの 苦いのもダメなの 甘いだけでいいよ 甘ったれでいいよ わたしを見る瞳も 嫌味言うその唇も 潰してあげようか ピンクとムラサキ 捩じ込んだ乳白色 舐めたら塩っぱい やっぱり大キライ
「嬉しいけど、ごめんね」 最低限の傷で済むようにと 君の気遣いが余計に痛いよ 剥き出しの心によく刺さる あーもうこれでも喰らえッ 愛情に飢えても知らないぞ
本当に嫌いだったら 「嫌いだ」なんて泣かないんだろうな。
単語でも文章でもなんでもいいので わたくしめに言葉を捧げてください その言葉をそのままタイトルにして 詩を紡ぎたいと思っておりますので どうかどうか誰でもいいので言葉を わたしくに投げかけてくださいまし
「ちょっとごめんね」 そう言われる位置にも わたしは存在しないと 突きつけられた4時半 あなたは何を想うのか わたしはあなたを想う 届かないごめんなさい
晴天 グラウンド 左手で庇 瞳は三日月 眩しそうにしている そんな貴女が美しい 日陰 小走りに避難 右手にハンケチ 睫は下向き 眩しそうにしてない そんな貴女も美しい 結局いつでも美しいって? 当たりまえ ザッツライト 貴女という存在そのもの それこそが本当の眩しさ
背伸びして 届かなかった空の高さ 浮いた踵の高さだけ 近づいたのは事実なのさ まだ消し炭の夢は 息を吹きかければ 息を吹き返すはず 元々綺麗だから綺麗事 磨けば輝く事もまた事実