翼も仮面も何もかも
誰だろう、私は、、、
なんなんだろう、私は、、、
どっちなんだろう、私は、、、
常に問う、私は何かを
常に問う、私は誰かを
私はどちらか、どれかを
何も感じなかった今までが
何かを感じすぎるように
何も湧かなかったこの想い、思いが、
いつしか特定に向くように
確信していた今までが嘘のように揺らいだ
何もかもが不安定、何もかもが不鮮明
何もかもが不可解、何もかもが不可能
透けるようなグレーが濁り
跳ね返るような漆黒に翳り
私は仮面の内から怒り
誰かの前で内を晒す
背中に生えた偽善の翼が
地面に落ちた朽ちる残骸に
偽善の翼も仮面もない私はただの
抜け殻だ
自己を失うその辛さ、自己を歪ますその友情
自己を濁らすその穢れ、自己も呆れるその弱さ
嗚呼、我は何処へ?嗚呼、我は何故?
誰も知らず誰も分からず
只、生きる、特定のために