晴れた日ひとり、コンビニエンスストア 見慣れた幟、開くガラスドア あぁ まさか君が、ここに居るとは! 高鳴り躍る、心の音は。
「まず何だ。あの飼い主は」 あちゃちゃ。 「ぶっしゃいくで、ベタベタしゃわってきて」 ちょっと、あっちに行っておこう。 「ホントにウザ…」 もう…悲しい。ポンちゃん…。どうして…。 まず"ねこのねごと"って聞こえるんだ。 はぁ。どうしよう。これから上手く触れられないよ。 もう1回行ってみるか? よし。 「…も、なんか自由にさしぇてくれてるからけっこういいやちゅかも」 はっっ!! 「ポンちゃん!!!」 ねこはいいやちゅなのか?わるいやちゅなのか? 分からない。