さかた校長。ありがとうございました。
私がはじめてSchool of Lockを聴いたのは3月でした。第一志望の高校に落ちてしまってぼーっとしながら最初で最後のEve locksを聴くためにラジオをつけました。応援部の放送をなんとなく聴きはじめて気づいたら涙が出ていました。不合格が分かってから初めてちゃんと泣けました。先輩方やさかた校長、こもり教頭の言葉を聴いて、悔しい気持ちとか、後悔している気持ちとか、全部蓋をして見て見ぬふりをして明るく振る舞っていたけどちゃんと自分の気持ちと向き合うことが出来ました。それからも毎日は聴けなかったけど明日学校行きたくないなあ、うまくいかないなあという暗い気持ちの日はSchool of Lockを聴いて笑ったり励まされたりしました。何度も何度も救われました。
中学の国語の教科書にこんな文章があります。「私たちが用いる言葉のどれをとってみても、単独にそれだけで美しいと決まっている言葉、正しいと決まっている言葉はない。」「言葉というものの本質が、口先だけのもの、語彙だけのものではなくて、それを発している人間全体の世界をいやおうなしに背負ってしまうところにあるからである。」
大岡信さんの言葉の力という文章の一部です。まさにお二人だなと思いました。さかた校長が退任の報告をするとき、生徒のみんなに謝っていました。悔しいとおっしゃっていました。でも、そんなふうに思う必要はありません。絶対に。私も、他のたくさんの生徒の方もさかた校長の言った言葉だから救われたんです。一人一人の悩みの声に耳を傾けてその人のことを自分のことのようにしっかり考えて出た言葉だから、こんなにも力強く伝わってくるんだと思います。私は人に自分の気持ちを伝えるのが怖いし、上手く伝えることが出来ないのでちゃんと伝わるか分からないけど、とにかくさかた校長‼︎本当にありがとうございました。大好きです。1年半、本当にお疲れ様でした。私にとっての辛くなったときの逃げ場を作ってくださってありがとうございました。明日からも自分のペースで頑張ります。校長が退任してしまってもちゃんと校長が届けてくれた言葉はずっと私の心に残ると思います。それってめちゃくちゃかっこいいです。これからも校長らしく頑張ってください。応援しています。そしてこもり教頭、私はSchool of Lockが大好きでこれからも聴いていくのでよろしくお願いします‼︎