ぐるぐる、ぐるぐる、ぐるぐると 世界が廻る 否、私が廻っているのか 輝く、宇宙の星のような 高層ビル郡の光が カフェオレのように、 コーヒーのように、 ぐるぐる、ぐるぐる、ぐるぐると、 私は吸い込まれていく いつの間にか、なにも 見えないところに私はいた キラキラと、刺してくるような 眩しい光が見える 意識が遠退いてく…… あれ…… ----------------------- 『お母さん、よく頑張りましたね 元気な男のお子さんですよ』